虎屋 壷中庵 @ 徳島/佐那河内村

徳島市内で少し渋滞にひっかかったけど、ナビに案内されるまま無事に到着。
我が家から途中、ちょっと休憩して2時間半程度。
佐那河内村なんていう村にありますが、徳島市のすぐお隣で車で30分程度の場所でした。
川のすぐ横にある虎屋 壷中庵は、とても趣ある雰囲気で、案内された部屋もお香が焚いてあるのかとてもいい香りがしてました。

まずは、あられ入り白湯とおしぼり。
といっても私がトイレに行ってる間に出てきたんですが……(^_^;)

そして料理の登場です。
最初は、先付とお酒。
お箸は濡らされています。
会席料理ではこんな風に水にさっと通して出すのが正式なんですね。( ・∀・)つ〃∩ ﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰ
先付は、穴子の八幡巻きとウドの梅煮、鯛寿司、アスパラの胡麻和えと鯛の子の三品。

お酒と合いそうなとても上品な味付けの料理たちです。
でも私は残念ながらドライバーなので、お酒はなし。(TOT)

つづいて煮鮑と肝、山菜（ミズ）です。
すごく柔らかく煮られていてとてもおいしかったです。
肝がまたちょうどいいアクセントになります。(^^)

そして椀物は、車海老の海老真丈、原木の椎茸、山菜（ウルイ）。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、海老真丈の上にのっている白い花は、すだちの花です。
直前まで体調不良だった私の体に染み込むようなやさしい味わいがたまりません。

それからセイゴと車海老のお造り。
セイゴは、わさび醤油で、車海老はちり酢でいただきます。
ちり酢は、ポン酢に似たような感じのもので、車海老によく合いました。

焼き物は、甘鯛（グジ）。
イタドリが添えられています。
皮がパリっと焼かれてますが、身はとてもふんわり柔らかで、たまらないおいしさでした。
もみじ型のお皿もちょっとおしゃれ。(^^♪

そしてはちく、そら豆が添えられた海老の蒸し物。
うまく表現できませんが、特徴のあるタレがなんとも言えず絶妙。
あと木の芽の香りが口の中でふんわり広がってこれまたとてもいい感じでした。

ご飯は、セイゴの炊き込みご飯。
不調だったはずなのに、お櫃いっぱい同居人と二人で平らげてしまいました。^^;
大きめにカットされた漬物も付きます。
このナスの漬物もおいしかった。

デザートは、甘夏ゼリー。
皮をそのまま器にしています。
そして最後にグリーンピースのお菓子と抹茶。
グリーンピースがこんなお菓子になっちゃうなんて……(^^ゞ

こんな立派なひとり10,000円のコース料理が、無料でいただけてとても幸せ。(*^^*)
ちょっと敷居の高い会席料理ですが、また機会があればぜひぜひいただいてみたいもんです。